>>318「あっ、い、いや、その、ええと、だ、大丈夫……だよ」手を離され、少し残念そうな笑みを返す。「じ、じゃあ……私、そろそろ帰るね」そう言って教室の時計を一瞥すると、荷物を持って「またね、藍くん、遥歩くん」と二人に向かって手を振り、教室の出口に向かおうとする。
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