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麗華「そうね…、いないわ」
クラスメイトの男子を思い浮かべるが、ぴーんとくる人はいない。

「自分で言うのも難なんだけど…紳士を身内に持っているからきゅんっと来ることはないわ」
そういうだいたいの女の子扱いすることは兄が毎日いやと言うほどしてくれているから。
こんなこと、口がさけてもあの鈍感な人には言えないけどねと言いながら。

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麗哉「え？奈央ちゃんから？」
嬉しいなと言いながら冗談だと本気に思っている。

「こんな可愛い子からだったらすぐokするだろうな、俺」
クスッと笑って