燐曇様慌てて走り出したのはいいが、正直このままだと簡単に追いつかれてしまうことに気付く。アイツのことだ。かなり本気で追って来るに違いない。限に後から追い始めた彼女との距離は段々と縮まっていく一方だ。紅「ああ!もう面倒くさい!」走ることが面倒になり、手を掴んでいる彼女をお姫様だっこして近く屋根に跳躍した。
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