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信楽様

【そう言って下さると此方としても凄く嬉しいです(*´ω｀*)了解です、では此方から始めさせて頂きますね】


【木更捺】

「えっと、此れで良いのよね」

手に握りしめられているメモに視線を落としながら呟く。只今、私木更捺は魔法結晶が売られている店に訪れていた。理由は魔法結晶が無くなりつつあるから買ってきてと仲間から頼まれたからである。頼られることは私自身にとっては苦痛ではないのだか折角の休日が潰れてしまったことに悄気ている自分が居ることも確かであった。

「そう言えば、有真君見てない」

買い物を終え目的の物が入っている袋を握りながら走っている時に有ることを思いだし足を止めた。そう言えばまだ有真を見てないのだ。危険な事に首を突っ込んでいないと良いけど、そう心の中で思い足を進める。有真にとっては私は鬱陶しい存在かもしれない。だけど、やっぱり放っては置けなくて今の状態に至る。


「あ、ヤバい帰らなきゃ」

不意に腕時計が目に入り途端に焦り始める。直ぐに帰ると言って出たのに随分時間が経っていた。多少涙目になりながらも慣れた道をダッシュした。