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二次なりきり掲示板
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.42 )
- 日時: 2016/07/26 11:21
- 名前: 月無 (ID: EmbmWiOV)
>>41
【折橋 深兎】
「そうだね。まぁ、何を基準に「普通」というかなんて、人それぞれだし。明確な基準なんてものは存在しないけど。」
素直にお礼を言われたことに少し驚きながらも、「どういたしまして」といえば口元に当てていた手を外す。失言をするなんてらしくもない、やはり少し気が緩んでいるのだろうか。いや、気を張ること自体がそうそうないのではあるが。いつも以上に緩んでいるのはきっと、この森の音が心地いいからだろう。そうであって欲しいと願うばかりである。
「なら、良かった。...面白いよ?少なくとも、私の考え方に近しい人なんてあんまり居ないし。キミは私に気を使わないから...あと、音が綺麗。」
ふふっと、目を細めて笑えば金髪を指に絡める。綺麗な音は好きだ、心が和らぐし安心できるから。そう思えば目の前の男といるのが苦ではないのは、そういった理由もあるのかもしれない。自分にしかわからないソレが、彼はとても綺麗に聞こえるから。
耳がいい、というのでは済まされない。相手の心が読める訳では無いし、超音波が聞こえる訳では無いのだけれど、深兎は昔から音の良し悪しをつけるのが上手かった。それは人の声も、心拍音も同じである。甘ったるい媚びるような声は嫌いだったし、豪快に笑う声も雑音にしか聞こえなかった。だからこそ人を避けることが多かったし、綺麗だと思った人の側にはずっといた。まぁ、綺麗な音が出せる人なんて早々いなかったのだけど。
「音が綺麗な人は好き。何をしていようと、手がどれだけ汚れていようと、音は嘘をつかないから。だから、キミ...観月クンのことも好きだよ。」
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