二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.43 )
日時: 2016/07/26 12:15
名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
参照: http://文の書き方考え中。文章雑ですいません。

>>42

【瀬波観月】

「人によって考えかたは違うし、人それぞれの基準はあるからな。周りが異常だろうといってもその人にとってそれが普通なら普通なんだろうな」

自分で基準と言ったものの自分自身はどうなのだろう。明確な基準はないものの好き勝手にやっている気がしないことも無い。そもそも普通というものが良くわからない。自分が普通に行っていることは周りには異常に見える行為なのかもしれない。別に何を言われようと改めるつもりはないが意見を聞くことは有りだと思った。殺し屋として普通に行っていることもやっていることも本当はやってはいけないと分かっている。周りから見たら異常だと思われていることも。でも、それを無くしてしまったら誰も俺の存在に気付いてくれないような気がしてならない。だからやると言うことは言い訳に過ぎないが結局は全部自分のためだ。それが俺の普通であり、基準だ。

「まあ、そっち側の人はそうそうそんな考えを持っている人は少ないだろうな。」

そう返答してから「音」と首を傾げた。彼女が言った音が綺麗と言う意味が分からなかったからである。音が見えるのかと馬鹿げたことを考えてしまったが彼女には普通の人には見えない何かが見えるのかもしれない。不思議な感覚に襲われて多少ふわふわした気分になる。この時間がもう少し続いてくれればいいのにと願った。

「あ、有難う」

目を何回かパチパチとした後に驚きつつもお礼を述べた。まさか最初こそはこんなに長く話すなんて思ってもみなかった。逆に追い返そうと思っていたくらいなのに。それが今は、彼女と話すのが楽しくて仕方がない。本来は敵同士であるのに、もし同じ仲間だったらこんな他愛もない話をしていたのかなと思った。