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二次なりきり掲示板
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.57 )
- 日時: 2016/07/27 16:59
- 名前: 月無 (ID: wPqA5UAJ)
- 参照: http://妖怪物の中文を作ろうかと思案中
>>56
【了解いたしました!あー、どうしましょうか。深兎と観月の関係を知ると、普通なら軽蔑するか敵と認識するか、ですよね...。】
【折橋 深兎】
「自分だって、さっきまでガキみたいだったくせに...」
反論するようにそう言えば、それでもどこか安心したような笑みを浮かべた。こんなくだらない言い合いが、深兎にとってはとても楽しく「面倒なことではない」と思えるのである。久しぶりのワクワク感、それを味合わせてくれる観月が特別になったって、何もおかしい事ではないのかもしれない。
「っ...栞...」
引き寄せられ、気づけば観月の腕の中に。首筋を擽る声が、伝わってくる体温と心拍音が、とても心地よい音色を奏でるから深兎は動けないでいた。初めて聞く音、初めての感覚、久しぶりに感じた人の体温。なんだか頭の中がグチャグチャに掻き乱される感じと共に、体の中心からほんのりと暖かくなっていく感じがして。
「分からない」と「理解不能」だとそう思う。目の前の存在はイレギュラーである。これからずっと、面倒臭いながらに生きていこうと思っていた自分の人生に、たくさんの初めてを与えてくる人。それが不愉快でく、逆に愉快なのだから自分でもよくわからなかった。どうしたいのかも、どうなりたいのかも。
「...卑怯者。」
告げられた言葉と、浮かべたその笑顔に何かが壊れる。彼の前では「折橋 深兎」でいると宣言したのだから、少しぐらい行動を起こしたりしてもバチは当たるまい。
ふらりと近づき、俯いた観月の頬に手を添えれば、そのまま思いっきり摘んで引っ張った。多分赤くなってしまうだろうが、そんなもの構いはしない。
「私は今、「折橋 深兎」で。キミは「真鍋 栞」でしょ?なら、何も後ろめたいことは無い。...ね?」
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