二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.86 )
日時: 2016/10/03 21:51
名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)

【有難うございます!流石に設定がコンパクト過ぎ尚且つ余りにも酷すぎたので修正いたしました。分からないことがあれば何なりと聞いてください。】

>>77

【瀬波観月】

「ん、無理はしないよ。大丈夫だよ深兎よりは全然傷つきにくいから。これでも案外心は強かったりするんだよ」

頭を撫でられ気持ちよさそうに目を細めれば、相手に反論することも無く素直に頷いた。彼女から解き放たれた言葉はまるで「安心して」とでも言っている見たいでとても安心するし、居心地がいい。もっとこの安心感に浸りたいけれど今はそんな猶予はない。暫く相手に寄り掛かるように預けていた頭を上げれば硬い表情を浮かべた。

「んー、そういう単純なものなのか。あくまであいつだぞ。君の変わりは居ないなんて思い切り言いそうだけどな。んん、自信が無いわけじゃない…なんてな、嘘だよ。絶対大丈夫だって信じてる」

方杖を付くように片方の頬に手を当てれば、空いている手で「ないない」と言うように左右に手を振る。あくまであの団長だ、簡単に彼女を抜けさせるとは思えない。ましてや彼女の代わりを探すなんて事はしないだろう。そうなればぶつかるのは必然で衝突は免れないし誰にも止められはしないだろ。どうやら覚悟を決めるしか無さそうだ。

少し不安そうになる彼女を見て思わず言葉を飲み込んだ。これは言ってはいけないと言ったら余計に不安にさせるだけだと頭が警告する。ゴクリ、と喉を鳴らせば馬鹿みたいにテンションを上げて彼女に告げた。どうか、バレません様にと心の中で思いながら。

「深兎は本当に猫みたいだな。ついでにぴょこぴょこと跳ねる髪が耳みたいだしな」

思わず頭を撫でたい衝動に駆られたが此処は一先ず耐える。だが、無意識に手は伸びていた様で「はっ」とすれば手を素早く引っ込めた。そんな自分自身の行動に固まっていたものの深兎の声で我を取り戻す。

「…ん、そろそろ準備しておくか」