二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.91 )
日時: 2016/10/05 17:22
名前: 月無 (ID: joMfcOas)

>>90

【折橋 深兎】


「っち...良いよ、殺しても。とはいえ、ただで死ぬつもりは無いけどね。」

頭に触れた銃口の感触に顔を顰めながら、そう言葉を返せば銃を持つ手に力を入れる。引き金を引いてはいけない、そう思うのは何年ぶりだろうか。癖で撃ってしまいそうでとても怖かった。

とりあえず観月が話を合わせてくれたことに感謝しながら、この行動はまずいのではないかとうっすら思う。目の前の少女はこういう時、自分も手を貸そうとここに残るタイプである。それに仕事と好き嫌いはきちんと分ける子だから、助けようと思うであろう。そこまで考えれば自然と結果は見えてきて__。

「そ、りょーかい...ったく、アイツも心配症だから。...撃つ、ねぇ。それをすれば私の頭も吹っ飛ぶんだけど。」

要件を聞きブツブツと文句を言いつつ、こちらを向いて細剣を抜き放った事に内心で舌打ちを一つ。やはり予想通りだったか、これはかなりめんどくさいことになってしまった。自分が引き金を引くこともないし、だからといって彼女に細剣を振るわせる理由にも行かない。観月の力を疑っているわけでもないが、だからといってやはり自分の仲間の後始末ぐらいは自分でやるのが礼儀だろうとそう思った。

ならばどうするか。どうすればこの状況を...そこまで考えて一つの可能性を閃けば、声の音量を下げて囁きかけるように言葉を紡ぐ。

「観月、私に仕事を依頼して。「俺を守れ」って、そう。」