二次なりきり掲示板
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.93 )
- 日時: 2016/10/06 17:24
- 名前: 月無 (ID: 5MQ4cIeK)
- 参照: http://文章がおかしい...
>>92
【折橋 深兎】
「...どっちみち、立場は危うくなる。ならまだ「依頼されたから」って理由があった方が弁解できるし...身内の問題は、身内でケリをつけたい。」
だから納得して、そう付け加えれば微かに変わった風の音に肩を少し揺らす。何かいけない感じがする、予感でしかないが音は嘘をつかないからきっと__。
そこまで考えれば謝罪の声が聞こえ、「別に構わない」とそう言おうとしたら先に放たれた提案。細剣を鞘へとしまったのを安心する暇もなく、取り出されたアイスピックを見て「予感は当たった」とそんなことを思った。彼女はいい意味でも悪い意味でも真面目である、だから私を助けようとそう思ったのだろう。その心遣いは非常に嬉しく思う物なのだろうが、今の自分の状況では迷惑でしかない。これがまだ副団長の座を狙う輩なら、不慮の事故という形で私の方を狙うだろうに。
「(......ここまで、か。)」
答える前にアイスピックを投げられ、スッーと目を細めれば聴覚を一つの音へと集中させる。アイスピックが風を切る音、それがわかりさえすれば「止める事」は容易い。 銃を持っていない方の手を上げれば、音がちょうどいい距離に来た時に何かを握るような動作をする。__鋭い痛みが走り鮮血が腕を伝うが、深兎は表情一つ変えることなく掴んだアイスピックを放り投げた。
「私が怯えた顔をする時は、キミに裏切られた時だけだよ。...ねぇ、木更?きっとこう思ってるよね、「なんで庇うんだ」って。」
先程の返答を今すれば、手から流れ出る血をぺろりと舐めた。能力を使う準備をする、利き手で持っていた銃を観月の首筋から離し銃口を捺へ向ける。いくつかの動作を一瞬で行えば、獲物を狩るような__敵に向けるような目付きで捺を見てその口元に少し歪んた笑を浮かべ。
「それはね?私が利己的だからだよ。そして私の大切な人に怪我をさせようとした、それで十分理由になる。......残念だったね、木更。私を狙っていれば死なずに済んだかもしれないのに。」
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