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那緒「わ、私の取る行動が変わります」

どもりながら答えては見るものの、抵抗する気なんてほとんどない。もちろん何されるか分からない恐怖があるし、逃げたいという思いもあるけれど、夜人には逆らえないと心の何処かで理解しているのだ。

視線をさまよわせた後、夜人の瞳を見つめればぎゅっと瞑る。まるで「好きにしろ」と、そう言いたげな行動の意味はあながち間違ってはいないのだろう。