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>>131
燐曇様
剣「....よしよし」
と先程まで少し無防備な明華にちょっと複雑になっていたが安らかな表情に枕にしていない尾を揺らめかせ、嬉しそうな表情で優しく撫でていると

「っ....めい」
と明華が不意に瞼を薄っらと開けた事に思わず呼びそうになったが、寝ぼけている事に気付き、口を紡ぎ、じっと明華の様子を見つめるが、っんと吐息のような声を溢し、頬を撫でられるその手つきはどちらかと云えば動物を愛でるようで

「狐だけど....僕は」
と本当に君が好きなんだと言いかけるがぱたりとまた寝に入ってしまう姿に嗚呼、もうと困ったような笑みを浮かべて、また明華の頭をさらりと撫でれば

「出来たら、このままが良いな....」
と自分と明華を取り囲むように狐火を出して、彼女の寝息を聞きながらも、何処か遠くを見据えるような眼差しでそう呟く、この時間が永遠には続かない、人と物の怪は生きる時が違う

何だか近くにいるようで明華が遠く感じ、そっと明華の手を絡めるように繋ぐ

>>132
澪様
拓真「....、..(さっきの見たか、どうかも聞けねえな....まあ、見てねえなら言う気もねえが)」
と急だった事と神社の階段で転んだりすると送り犬に目をつけられる、特に物の怪と関わっている人は人と違う気を持つ、その上彼女は巫女だ、怪我させる、他の妖がなんてもってのほかだとそんな事を思いながらも、店に着けば

「もう、平気か?まだ落ち着いてねえんなら、店に入る前にどっかで休憩しても構わないぜ」
となるべく澪から平気と言われるまでは澪の方を見ないようにしてそう聞く

>>133
鏡杏様
剣「....拗ねてる?　御免、けど僕は慣れてはいないよ、君だから言いたい、こうしたいだけだから」
とその声音に少し苦笑するが抱き締めるのを止めずに落ち着いた声音でそう言う

>>134
俊也様
楓「うむ、そうじゃ　嗚呼、もうそろそろ着いてしまうな、我は此処でそなたを見送ろう」
と春歌の家の近くになったのに気付き、ぴたりと歩くのを止めてそう言うと春歌の方を見る

>>135
朧月様
夜人「嗚呼」
と聞き返すような声音に僅かに頷き、小さく笑ったことにやや訝しげになるが、

「てっきり、何でもやるかと思ったが....そうか....泣き顔と怒った顔を見せるのは俺だけなら、良い」
と出来る限りと聞いて、思いのまま口にすると満足気に薄笑いをする