那緒「怒らせちゃいましたよね...」夜人の背中を見つめて呟けば、一度目を瞑ってから息を吐き出す。ほんの少し期待していたなんて、そんな事絶対に言えない。「寝ましょう。明日も会えるんですから」くるりと方向転換をすれば、自分が泊まる部屋へと歩き出す。
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