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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】四つの国と妖怪達【募集中】 ( No.56 )
- 日時: 2016/07/31 07:31
- 名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)
- 参照: http://いえいえ、大丈夫ですよ。
>>55
【鈴白 琥珀/東の国】
「そない、いつも傍におるわけやあらへん...んや、あるんかいな?」
氷雨の言葉で訝しげな顔をして首を傾げれば、「まぁ、どっちでも良い」と言って考えることを放棄した。傍にいようがいまいが関係ない、自分の「楽しいこと」を邪魔さえしなければ。今の所清仁はそんな事しないし、どちらかといえば見逃してくれる方なので良いのである。
「っ...ほほう、珍しいこともあるもんじゃな。お主が側近の事をそんなふうに思っとるなんて...ましてやそれを言葉に出して言うなんて、明日は空から槍でも降ってくるか?」
少し驚くように目を開けば、からかうような口調でそう言ってニンマリとした笑みを浮かべる。玖妖が優しいのは自分も感じているが、たまに「お人形のようだ」とは思ってしまうのだ。氷雨の後ろを歩き、命令は忠実にこなし、自分の意思や考えは口に出さない。「側近の鏡」だと言えばそうなのかもしれないが、あの子も妖怪なのだから感情はあるだろう。実際問題、清仁のことを苦手だと思っているようであるし。
「あての側近も優しいしなぁ...あぁ、でも一つ不満がある。酒飲みに付き合ってくれんことじゃ。こうやって一人で飲むのも好きやが、やっぱり誰かと話しながら飲む方が美味しいんじゃよ。」
空になっている瓶を持てば、少し揺らして苦笑を見せる。あいつは酒が苦手だから、自分が酒を飲んでいる時はあまり側にいない。今側にいないのだって、自分が「交流を深めてこい」と言ったのが半分、酒の匂いを嗅ぎたくなかったのが半分だろう。
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