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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】四つの国と妖怪達【募集中】 ( No.68 )
- 日時: 2016/08/02 21:48
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://毎回遅くて御免なさい。早く返信できるように頑張ります。
>>56
【雨宮氷雨/東の国】
「そうか、俺の勘違いか。」
自分から聞いたのに其を流すようにさらっと返答を返した。また何か自分から聞いてみようかなんて思ったものの何を聞けば良いのか全くといって良いほど分からない。普段から其所まで側近の人たちと話しているわけではないので話題がないのだ。此なら自分から進んで話しておけば良かったな、と後悔の念が高まった。
「え、そんなに珍しいか。唯、思っていることを口に出来ないだけで側近の人たちにはちゃんとこれでも感謝しているつもりだし。てか、槍なんて降ってこねぇーよ。それこそ降ってきたらこちとら驚きだわ」
ニンマリとした表情を浮かべる相手を見て少々気が狂う。確かにこう言うのは側近の前では口に出した事もなければはっきりと伝えたこともない。言おう、言おうと思ってるほど逆に緊張し結局はいつも通りの態度を取ってしまうのだ。
だから、いつか自分から離れてしまうのではないかと恐怖を感じることもあるが何ゆえ素直ではないから聞くことも儘ならない。だか、此の機会に聞いてみようではないか。彼女と話をするように段取りを踏んでいけば聞けるはず。そう氷雨は心のなかで決心した。良い話が出来たと思ったら、最後彼女がいらぬことを言ったため思わず俺は突っ込んでいた。
突っ込んだ後にはっとし、きゅっと口を結んだ。
「其はしょうがないような、気がしない事もない。酒が嫌いな人に取っては此の独特な臭いが駄目だったりするからな。まあ、でも確かに誰かと飲んだ方が楽しいだろうな、一人じゃなくて」
苦笑する相手とは反対に少しだけ笑みを洩らす。やはり、彼女でも寂しい感じるときがあるのだろうか。もし、そう思ってることが有れば意外だなと心のなかで失礼なことを思った。
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