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【絡み文置いておきます。誰が絡んで下さっても構いません。絡みにくければ言ってください。変えますので】


【羽根晴】


誰も居ない街を一人歩く。其れもその筈もう時刻はとっくに0時を回っているのだ。仮にいるとしたら見回りの警察官くらいで有ろうがその姿も今は見受けることが出来ない。つまんない、なんて一人で思い路地を急ぐ。

「(今日は、ほんの少しだけど収穫はあったし。前よりは前進出来たよね)」

そう、今日はほんの少しだが収穫は有ったのだ。此と言って大きな手柄にはならないだろうが、何より今までなす事が出来なかった、団員と話をすることが出来たので私的には大満足である。小さな一歩かもしれない、でも積み上がればいつかはきっと実るはず。そう私は信じているのだ。

「でも、あのサーカス団中々厄介ね。証拠を掴もうと行ったのに逆に此方が結局は丸め込まれた感じだし。もう一度皆で作戦考え直した方が良いかな」

ブツブツと呟き、頭の中で作戦を練りながら慣れ親しんだ道を迷うことなく歩いていく。笑顔を浮かべながら。その表情はまるで此れから起こることを楽しみにしているかの様で無意識に子供のような無邪気な笑みを漏らしていた。