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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】不思議なサーカス団【募集中】 ( No.53 )
- 日時: 2016/07/31 02:10
- 名前: 二毛猫桜 (ID: hd6VT0IS)
- 参照: http://元猫
【帝狩筝鍵】
「おお、こそばいから程々にな」
尻尾から落ちないように器用に遊び始めたアルファルドに苦笑し、まあ無害な方だからと好きにさせる。団員の中には人間用のとげの鋭いブラシを持ち出してブラッシングさせろと始める者もいる始末だ。御厚意はそれとして受け取っては置くがそれで痛い目を見るのはごめんである。当然嫌だと一蹴して尻尾でブラシ毎弾き飛ばしておいた。
しばらく尻尾で遊んでいたアルファルドだが、一通り撫でまわしたら満足したのか、最後に一撫でしてようやく顔を上げた。丁度良いので感謝時間終了ということで地面に下してやる。
「団長なぁ、なんでか知らねえけど片付けの面子の中にいねぇんだよな。ま、片付け参加しねぇ奴なんて沢山いるし、特別困ることもねぇからいいっちゃいいんだけどよ」
その片付けに参加しない面子の中に自分も入っているのだがそこは触れずに話をする。いいのだ。今は筝鍵は手品師としてここにいるのではなく、医務室長として必要だからここにいるのだ。
「団長になんか用事か? 腹減ってんの? オレでよければ食う?」
獣臭いかも知らんけどなと笑う。筝鍵としては全然構わないし、いつも頑張ってくれている彼女へのお礼のつもりである。
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