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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】不思議なサーカス団【募集中】 ( No.83 )
- 日時: 2016/07/31 19:49
- 名前: ジュン(June) (ID: 4vtppfc1)
【早乙女侑璃】
「はーい、ありがとー!また来てねー!うん、待ってるよ!じゃあね、ばいばーい!」
ユウちゃん、ユウちゃん、と話しに来てくれた子供たちを見送ったあと、子供たちが遠くなったことを確認し、子供たちに背を向き歩き出す。
やっぱり子供たちは可愛いなぁ、自分たち大人では分からないようなことに気付き、教えてくれる。
団員といつも一緒に過ごしているアタイは少しの変化じゃ気づかないけれど子供たちは気づいて教えてくれる。
「今日のピエロさん楽しそうだったよ」
「獣使いさんの芸が上がってたね、ユウちゃん!」
うん、そうだね。凄かったね。と相手をしている時間は物凄く楽しい。
そしてその時の子供たちの目は始まる前より凄くキラキラと光っている。
その夢に満ちた顔を見るのが大好きだ、だから闇でどんなことをやっていたとしてもやめられない。
あの、キラキラした顔は子供と触れあう時しか見られない。つまり、アタイの言葉で言うなら子供も特権というやつ。
あの可愛らしい、無邪気な顔が見たくて続けている。
「んっふふ、可愛らしいなぁ」
と言いながら歩いていると、一人の男性の姿が目に入った。
「あ、あれは確か見に来てくれてたお兄さんだ!」
パァと顔が明るくなる。
子供の話しだけではなく目上や同年代の人から聞く話しも新しい発見があり、とても楽しい。
急いでいるのだろうか…?いや、案外道に迷っていたりするのかもしれない。
忙しければ謝り、お礼をするだけだ。
「おーい、そこの見に来てくれてたお兄さーん!」
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