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【早乙女侑璃】

「うん、そうなんだぁ！でも才能があったかどうかまでは自分じゃ分からないよ」

団長とは言ってないけど、、と心の中で苦笑いをしながら話しを続ける。
まぁ、情報が足りないからそれだけ聞いたらスカウトされた。と言うように聞こえるだろうなぁ。まぁ、スカウトと言うほど良いものでも無いんだろうなぁ。

「あ、あと玉乗りも覚えててくれてありがとう！皆には綱渡りの記憶しか残らないんだよね〜、なんでだろう？」

いたずらっ子みたいな笑みで首をかしげる。まぁ、そんなんはどうでもいい。綱渡りだけでも良いから一人でも多くの人の記憶に残って、また来てくれるならそんなに嬉しいことはない。

「そう、ユウ！ありがとう！宜しくね！」

笑顔で返す。

あ、そうだ。感想だった。・・・条件？何の条件だろうか？
感想も気になるけど、それも気になる。

「うん、その条件はなに？アタイに分かることなら教えるよ」