二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】不思議なサーカス団【募集中】 ( No.94 )
- 日時: 2016/07/31 23:06
- 名前: 咲来 ◆hjAE94JkIU (ID: EkFUTbCM)
>>89
霖雨様
【アネル=ハーバルト】
突然路地裏から飛び出してきた体長1メートルをゆうに越えるであろう犬を見て思わずポカンとしてしまう。別に、固まったのは恐怖心が煽られたと言うわけではない。唯唯、驚きで声がでないだけである。目をぱちぱちと動かしていると頭の上から声がする。其は聞きなれた声だった。つまり、今俺の前に立っている犬は小毬と言うわけである。
「嗚呼、其は簡単だろうな。体格が違いすぎるし」
思わず苦笑を浮かべ困ったように笑った。流石というかやはり小毬は期待を裏切らない。得意気にそう呟いてくるが其は其でまた面白い考え方をしたもんだ。話し合いすればすむはずなのに、其をしないで犬に化けるとは。
「そりゃあ、凄いね驚きだよ。って、痛いし」
驚いているのか棒読みなのかよく分からないトーンで相手に返答を返した。じーっと犬になった彼女をみていたら3回ほど大きな尻尾が直撃する。そうして3回転したあと今度は体を押してきた。其を押し返す気力はないのかアネルはもうなされるがままだった。
>>92
月無様
【羽根晴】
急に声をかけられたと言うこともあり体をビクッと揺した。声が聞こえた方向に目を映せば此方に向かってニコリと笑みを浮かべる彼女が目にはいる。たしか名前はアルファルド=テティスだったはず。一時停止していた頭をフル回転させそう結論付けた。其れにしても何故彼女が此処にいるのだ。気配なんてものは感じなかったと言うのに。
「あ、いや。何でもないですよ。唯此処で人を待っていただけで。」
相手の様子を伺いつつ返答を返した。実際何で此処に居たかなど正直に答えるわけにはいかないのだ。正直に答えてしまえば自分が警察官と名乗っているようなものだから。だから、成るべくありそうな言葉を並べて嘘を淡々と吐く。少しは相手に悪い気もするが今は迷っている時間はない。
「嗚呼、大丈夫ですよこれは。直ぐに治りますし」
はは、とぎこちない笑みを浮かべ、まるで説教じみた言葉を紡ぐ彼女を見つめた。見つめたからといって何かが分かる訳ではないのだが何故か目についてしまうのだ。
「無いですよ、唯唯…」
「サーカスに何か用があるのか」と聞かれた時に思わず首を縦に振りそうになる。それをなんとか堪え言葉を飲み込みまるで自分はサーカスに興味が無いと自己主張するように視線を外す。だが、行動とは裏腹に言葉は詰まった。其処から何を言うわけでもなく唯唯押し黙ったままだった。
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