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花子様
>>22

いえいえ、大丈夫ですよ。
修正を確認しましたので、始めさせて頂きますね。

寒空の下、僕は人間界の《舞踏会》という所に来ていた。
来た理由？ 別にただの気まぐれ。強いていうなら、食料で溢れてたから。

あ、食料ってのは人間のことね。

文月「んぐ、ごくごく……」

で、今まさに食事中ってわけ。
え、倒れてる人間？ 知らない、通りがかりを襲っただけだし、多分生きてるんじゃない？

「んー、大分お腹いっぱい」

そう呟いた時だった、不意に出来た影に人の気配を感じて。

こちらを見てる子供と目が合ってしまった。


月無様
>>23

長月「意味がない、だと？」

確かに理屈ではそうだろう、だが……そう簡単に割り切れるのかこの女は。

「察しはいいな、だが仮に俺の考えが前者だったとしたら、お前はどうする」

まさか、自ら死んでもいいなどと考えている訳では無いだろう。


俊也様
>>24

長月「ああ、そうだ。だから諦めて、大人しく——」

言いかけたところで、暴れだす女。
無意味な抵抗だと思いつつも様子を伺っていると、暴れた表紙にバランスを崩し——

「つっ……いってぇじゃねーか。人間」

押さえていなかった方の足で、思いきり蹴られた。
その拍子で切れたらしい口からは血が滲んでいた。