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>>302
自分のことを考えてくれているのは嬉しいが、手を引くなんて、言わないで欲しい。

「俺・・・なんかこう、不安定だからさ、支えてくれるひとがいるとめっちゃ安心するから今も」
だから。

「だから、神埼。俺ずっと神埼にそばに居て欲しい、だから手を引くなんていわないで」
神埼の手をぎゅっと握った。
自分でも十分わがままな言い分だと分かっている、でも離れたくない。

>>303
「一之瀬・・・ありがとう」
少し安心できた。
でも一之瀬に守られてばかりではカッコがつかない。

「俺、真部に一之瀬との事・・・話してみようかな・・・」

>>304
「いや、湊くんと寝るのは一向にかまわｎ・・・・・・まぁいいか!!!よし、皆で寝ちゃおう!!!仲良くぐっすりだ!!!」

と下野が開きなおったように布団にもぐった。
「じゃあ俺湊くんの隣〜！」
朝比奈が湊の隣にもぐりこんだ。
「俺も」真部も湊の隣にもぐりこむ。
結局一番の端の朝比奈の隣で寝ることになった下野は不満が爆発しそうになったが、ぶつぶつと文句たれながらその場所に落ち着いた。

>>305（応援ありがとうございました・・・!!お返事お待たせしました(*^^)）
翌日、回らない頭で流しっぱなしのニュース番組を眺めていた。
しかし、突如画面に表示された青年の写真が目に映った瞬間、文字通りテレビ画面に飛びついた。笹原だ。
浜辺に打ち上げられたところを近くを通ったカップルによって発見されたそうだ。
搬送された病院を調べ、すぐに家を飛び出した。

病院に着くなり、病室に飛び込んだ。
「笹原っ!!!!!」

>>306（ありがとうございます!!）
下野は部屋に入るなり、今日のバイトを休むように説得を試みた。

「なぁ、病み上がりなんだし、せめて今日くらいはバイト休んだらどうだ??」
無理に働いてまた体調を崩されると、と思うと心配でならなかった。