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>>312
まだ眠っているようだった。
少しすると病室に主治医が来て、笹原の状態について説明をしてくれた。

背骨・・・脊椎を骨折している、という事を聞いて冷や汗をかいた。
だが、治療をすれば動ける状態に戻る、というのを聞いて胸をなでおろした。
脊椎の骨折は比較的に治りやすいらしい。だが、骨折部分が複数となると背中が丸くなり、身長が低くなることもあるという。しかし運良く笹原の骨折は一箇所だった。

「猫背は免れそうだな。ったく、運がいいのか悪いのか・・・・・・」
再び笹原と二人きりになった病室で、深くため息を吐いた。

>>313（お久しぶりです!ありがとうございます・・!!）
「ちょっと怖いけど・・・。こそこそして、バレる、ってのは嫌だ。堂々としていたい・・・って。めちゃくちゃ怖いけど!!!」
自分で言っておきながら、まだ完全に踏み切れて居ない。
唸りながら布団に突っ伏した。

「うぅ・・・俺男らしくないなぁ〜・・・」

>>314（時間を飛ばして頂けるとありがたいです・・!!）
丸くなって眠る姿がどことなく猫っぽい。
いつの間にか下野と朝比奈も眠っていた。

そっと湊の頭を撫でて、真部も眠りに落ちた。

>>315（お久しぶりです!!!ありがとうございます!!(>_<)）
自分以外好きになることなんて無い、そういわれて嬉しくない人なんて居ない。

「そ、それはダメ!!!こういう関係って世間的に見るといいものじゃないだろ、だから・・・俺なんかのために神埼の将来をつぶすことは無いんだからね?」
我ながらめんどくさいことを言っていると思う。女々しい。
自分から神埼のもとを離れることは無い。だが、もし、いや必ず自分が神埼にとって邪魔になるときがあるだろう。邪魔にだけはなりたくない。

>>316
頭を撫でられ、宥められ、なんだか安心した。
「あ、うん。何も食べてなかったら、と思って念のために消化のよさそうなもの買ってきた」

にこっと微笑んだ。