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>>84
「下野落ち着け!湊が怖がってる」
慌てて下野をなだめた。

「湊、もう安全だからな?怖いものなんていないぞ??」
医者は傷こそ酷いが、体に障害が残ることは無いと言っていた。
もしかしたら、精神面…
心配になりながら、何度も湊に話しかけた。

>>85
「やぁ、神埼」
柔らかく微笑んだ。

「そういえば昨日大丈夫だった?門限とか…おれ、すっかり忘れてて…」
昨日神埼が帰ったのはかなり遅い時間だった。
門限を破るとやはり罰があるのだろうか…。申し訳ないことをした、と俯いた。

>>86
「あっ、お酒なら前買ったやつが…」
そういった朝比奈がキッチンから戻ってくると、
両手いっぱいにビール缶を持って戻ってきた。
「前、買いだめしたやつ!」

>>87
夢の中だろうか、何か暖かいものが触れている。
暖かくて、やわらかくて、心地いい。
しかし少しすると暖かいものが遠ざかっていく。
それが嫌で、無理やり引っ張り、深く触れ合うようにした。

ふと目を開けると目の前に伯令の顔があった。
しかも自分は伯令とキスをしていた。
「……」固まることしか出来なかった。

>>88
「いいよ、謝んないで」
楽しみが減ってしまうのは残念だったが、今回は仕方ない。
「俺、こわい…?」