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>>206　（分かります!キャラの感情伝わってきますよね…!（いやいや、素敵なことだと思いますよ!!））

「…っ」
HAYATOのはにかんだ顔を見たとたん、ただでさえ何時もより早く鼓動をうつ心臓がはねた。なんだこれ、顔が熱い。
そして続けざまにツバキに左手を握られる。もういっぱいいっぱいだ。

「いやっ…俺、こそっ。ここ来てよかったって、思いました」

言葉を数回交わしただけで警備員に出ていくよう促される。時間だ。
たった1分ほどの時間ですっかり魅了されている。これがアイドルというものなのか。

「これからも、応援してますから!!」
あなたたちに会えてよかった、とニッと笑ってもう一度二人の手を握ると、先ほどの警備員に今度は背中を押される。名残惜しいが出口へ向かった。