二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.277 )
日時: 2018/01/09 17:55
名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)

>>276

【水戸 雫/城下町近くの原っぱ】

「あら、あら、元も子もないことを言うのね。儚いからこそ美しいものだってあるのよ?勿論それに、オトモダチも加わるかどうかは分からないけれどね。それに私は縛られるのが嫌なんですもの。ロザリアちゃんぐらいの気ままなオトモダチは、無駄な詮索もしないから楽で付き合いやすいの。」

途中まで口にした言葉の先が気になりはしたが、無駄な詮索は良しとしないためすぐに意識から外した。寝転がる相手の顔を見つつもゆるりと微笑を浮かべれば、「オトモダチはロザリアちゃんしかいないけどね」と何とも悲しいことを口にしてから、視線を青い空へと向けて。

「ふふっ、賢明な判断だと思うわ。そうねぇ……お互いの意志が一致した時とか、心底暇な時とか、情報が必要な時なんかは会うかしら。」

空から相手へと視線を移せば、少し悩むように目を伏せたあとそう答える。例えば目の前の男の話だとか、例えば注意しておいた方がいい術者の情報だとか、そういうものを交換する“利害関係のオトモダチ”ではあるが仲がいいのは事実であろう。 伏せていた目を上げてニコリと笑えば、「気になるの?」と問いかけた。なにが、とは言わないがそれはきっとイザベラのことであろう。


___________


【イザベラ/城下町】


「ねぇ、雫……探してる、の?」

突然聞こえた声の主は、トンっという軽い音を立ててからレヴィの前に降り立った。眠たげに細められた瞳で自分よりも上にある顔を見れば、不満げなのを隠そうともせずに口端を下げつつも、ぎゅっとぬいぐるみを抱きしめてこてんと首を横に倒し。

「案内、してあげても、いい……よ?」