二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.279 )
日時: 2018/01/09 20:14
名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)

>>278

【水戸 雫/城下町近くの原っぱ】

「………………ロザリアちゃんの言ってた通りの人ね。」

相手の言葉を受け止めて目を閉じれば、聞こえない程度の音量でそう呟いてから目を開ける。中々に楽しめそうだ。そしてとても好きなタイプ、私を怖がらず同じ要領で言葉を返してくれる人はとても貴重だと、そう思えば風に髪を遊ばせながら口元に手を当てて微笑みを浮かべた。

「貴方はわかり易い、でも必要な時はちゃんと自分の気持ちを隠せる人ね。………羨ましいわ、そう言うの。」

あからさまに機嫌が悪くなった相手をそう評価すれば、向けていた視線を足元へと下ろしてから、ほんの少し自嘲じみた声音でそう付け加えた。分かりやすいというのは雫にとって縁もゆかりも無い言葉であろう。いや、本人からしたらとてもわかり易くしているつもりなのだろうが、普段から嘘か本音かわからない言動ばかりしているせいで疑われる方が多いのである。



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【イザベラ/城下町】

「………雫の、オトモダチ」

ただ簡潔にそう述べれば、向けていた視線をふいっと外してから背を向ける。「付いてきて」と小さな声で言いつつも足を動かし、人並みを抜けていく姿はまるで子猫のようだ。もちろん猫のように愛らしくはないが、気まぐれという意味では多少似ているところはあるのかもしれない。

「……悪魔、だよね?」

歩きながらもそう問いかければ、チラリと背後を振り返ってから首をまた傾げる。それを知っていたのは雫から聞いたからか、それとも直感でかはわからないが、おそらくは前者であろう。あまりイザベラは勘が鋭い方ではない。