二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.280 )
日時: 2018/01/09 21:56
名前: 紬 ◆CoSO4yshlQ (ID: jQHjVWGa)

>>279

【齋熾 悠人/城下町近くの原っぱ】

「君は、逆に凄く分かりにくいけどね。あんただって、ちゃんと気持ちを隠せる人だと俺は思うけど。でも、俺だって隠せないときは隠せないし失敗するときだってある。無意識に、気持ちが出てるときだってあるし。こんなのが羨ましいって言うのは君くらいだよ」

わかり易いと言われれば、此方からも嫌味たらしく言い返した。何を言われても、歪めた顔すら一切見せない彼女はこの言葉ですら反応する事はないのだろう。その事実は、悠人にとってはつまらなくて不意に彼女との距離を縮め近づけば何も言わずに彼女の頬を引っ張った。

「色んな表情を見せた方が可愛いと思うんだけど。君もそう思わない?」

突拍子もなくそう言えば、笑顔を作った。

【レヴイ/城下町】

「雫にこんな可愛い友達がいたとは何か意外ですね」

雫の友達と分かれば、こんな友達がいたのかと逆にまじまじとイザベラの顔を見た。そして付いてきてと小さい声で言われ、その言葉に頷けば彼女の後ろを追うようにしてついていく。人並みをするりと抜けていく彼女を見失わないように、成るべく彼女と同じ歩幅で歩いた。

「嗚呼、俺が悪魔だって良くわかったね」

クスッと笑みを溢せば、イザベラの横を歩き「誰かに聞いたの?」と首をかしげた。自分自身、イザベラの言った通り悪魔ではあるが端から見れば普通の人間と代わりないのだ。其を、見抜いたが如く言われれば興味を持つのは必然でワクワクとしながら彼女の返答を待った。