二次なりきり掲示板
- Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.282 )
- 日時: 2018/01/09 23:19
- 名前: 紬 ◆CoSO4yshlQ (ID: DUUHNB8.)
>>281
【齋熾 悠人/城下町近くの原っぱ】
「だろうね。でも、君の事をちゃんと側で見てくれている人は居るんじゃないかな。その人は、多分君の些細な変化にも気づいていると思うけど。例えば、君の身近に居る術者とかね」
瞳の奥が微かに揺れたことには気づいたような素振りは見せることなく会話を続けた。先程、言った嫌味も彼女は笑うだけで、それ以上は突っ掛かっては凝らず、自分だけ意地悪してる見たいじゃんと心のなかで密かに思った。
「御免よ、君があまりにも反応を示してくれないから何かつまらなくてさ」
手をペチペチと叩かれて、やっとの事で相手の頬を引っ張る事を止めれば「さっきのは冗談だよ」と言いながら手を軽くヒラヒラとその場で振る。
「頬強く引っ張って御免よ。痛かった…?」
彼女の頬が軽く赤くなっていることに気づけば、そっと頬に手を伸ばし両手で覆う。
***
【レヴィ/城下町】
「ふ、君にまでそう言われるとか雫の交友関係狭すぎでしょ」
普段のリヴィであれば、決して主を貶す様なことを言わないものの久し振りにテンションが上がったのか本来の性格が見え隠れする。くく、っと喉をならし笑いを何とか堪えようとするがどうやらツボに嵌まってしまった様だ。数分、笑い続けやっと満足したのか目尻に溜まった涙を手で脱ぐった。
「やはりそうでしたか。私の目の前に来たとき何かしら同種といいますか、同じ気配と言いますかその様なものを感じましたので。しかし、まあ雫が教えてるのは予想外でしたけど。」
先程までの笑顔は、其処にはなくて急に真面目な顔をしたと思いきやいきなりその場に不釣り合いな不適な笑みを浮かべた。まるで、今の会話を心から楽しむように。久々に主人ではない人と、しかも似たような立場の人と喋るのは久し振りである為ある意味レヴィ自身この会話を楽しんでいるようだった。
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