二次なりきり掲示板
- Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.283 )
- 日時: 2018/01/09 23:33
- 名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)
>>282
【水戸雫 /城下町近くの原っぱ】
「従者は従者ですよ。もちろん、信頼も信用もしてますけどね?それとこれとは話が別なんです。」
自分の従者であるレヴィの顔を思い出せば、ふっと笑ってからそう答える。そう違うのだ。いくら自分のことを見ていてくれてるとはいえ、その間に主従の関係があるのであれば、雫が求めているものとは違うもの。本人も何が本当に欲しいのかはわかっていないのだろうが。
「これでも反応はしているのだけれどね?」
手を離されてほっとするも、何だか名残惜しいような気がして複雑な気分になってしまった。自分はマゾではなかったはずだと、そう思いながらもなにか言おうと口を開く前に、再び頬に手が触れて肩を揺らす。今度は引っ張るのではなく包み込む様に。その優しさがむず痒い、けど何となく嬉しくて恥ずかしい。
「だ、大丈夫よ。大丈夫だから、……その、離れてちょうだい。恥ずかしいわ。」
どこに向けたらいいかわからずに彷徨わせていた視線は、相手の瞳を見て伏せられる。引っ張られて付いた赤みとはまた違う紅さが頬を染め、行き場を無くした手は相手の服の裾を軽く掴む。離れてと言っているくせに掴むのだから、果てさて本心はどうなのだろうか。
___________
【イザベラ/城下町】
「雫は、人脈はある、けどね?」
笑いが収まるまで待ってあげるつもりなのか、歩みを止めれば振り向いてからじっと見つめる。初対面であるにもかかわらず彼女がここまで話すのは珍しい。雫の従者、という理由もあるのだろうが、彼女も自分と近しい存在に会えて少なからず高揚しているのかもしれなかった。
「真反対だけど、類似した存在、だからね……? 雫は、案外口軽いよ。本音かどうかは、目見れば、わかるし。」
コロコロと変わる表情に、やはり主と従者は似るものなのだと再確認する。雫の表情はコロコロ変わる訳では無いが、何方かと言えば喜怒哀楽がわかりやすいほうだと思う。もちろん、そう思っているのはイザベラだけではあるのだが。
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