二次なりきり掲示板
- Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.284 )
- 日時: 2018/01/10 16:59
- 名前: 紬 ◆CoSO4yshlQ (ID: TiyGL1QZ)
>>283
【齋熾 悠人/城下町近くの原っぱ】
「術者は別なのか。じゃあ、自分の事を見てほしい人は違う人ってこと?自分の主である人に信用と信頼をされてるのって、術者にとっては嬉しいことだよね。……ある意味そういう人がいるのってちょっと羨ましいかもしれない」
軽く笑みを溢した彼女を見ては、目を丸くした。何を思い出しているのかは、彼女本人ではないので分かりかねるがきっと信頼、信用されている術者の事であろう。それは、自分にとっては羨ましく思えて、静かにその光景を眺めていた。
「そうなの。じゃあ、もっと分かりやすく反応してくれた方が嬉しいな。ん、分かったよ。見かけによらず恥ずかしがり屋なんだね」
もう少しこのままでもと思ったものの、彼女の言ったと通りに頬から手を離せば、少しだけ距離をとる。彼女との会話が楽しくてついつい忘れていたが、本来彼女とは敵対している同士なのだ。仲間に見つかりでもしたらヤバいのだが、この瞬間を楽しんでいる自分もいたのだ。くるっと、辺り一面を見渡せば、見た限り誰も居ないと分かりホッと胸をなでおろした。
***
【レヴィ/城下町】
「そうだね。雫は人脈はあるもんね。それこそ、それなりに傍で雫の事を見てきたから雫がどんなに凄いかは分かってるつもりなんだけどね。」
相手の言葉に頷けば、小さなため息を溢す。彼女を見つめ返す瞳はどこか悲しそうで何か言いたげでもあった。先ほど自分の笑いが収まるまで待ってくれた彼女に軽くお礼を述べれば、にこっと笑って見せた。
「類似した存在……所詮似た者同士か。そうですね、雫は口が軽いかもしれませんね。別に僕の事を誰に話そうが問題ないんでいいですけど。君意外と雫の事知ってますね。流石、オトモダチと言うべきでしょうか」
鼻歌を歌いながらイザベラの横を通り過ぎたかと思えば、何歩か前の所で足を止めれば「あ、そうそう…」なんて呟きながらイザベラの方に体を向ける。
「聞き忘れてたんですが、何故貴女は雫の場所を知っているんですか?偶然見つけた場合もありますけど、この街無駄に広いですしそうそう見つからないと思うんですけどね。嗚呼、でも雫のオトモダチっていうくらいだから雫がいつもどこ行くのか見当がつきやすいんですかねえ」
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