二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.285 )
日時: 2018/01/10 17:39
名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)

>>284

【水戸 雫/城下町近くの原っぱ】

「えぇ、そうなるのかしらね。別の誰かに見てほしいのかもしれないわ。……んふふ、そうかしら、そうだったら嬉しい限りだわ。あの子には迷惑をかけっぱなしですもの。」

相手の言葉に少し考える素振りを見せてから答えれば、「誰か別の人…」ともう一度言って口を閉ざす。何かを考えているのだろう。視線を伏せてじっと地面を見つめていたが、相手からの視線に気づいてゆっくりと視線をあげた後、本人でも気付かぬうちにふわりとした笑を漏らして。

「あら、それは無理なご相談だわ。だって私、泣いたり怒ったりしたことがないんですもの。あるのかもしれないけどきっと小さな頃の話ね。……別に、恥ずかしがり屋じゃないから。男の人と接することが無いだけよ。」

最後に泣いたり怒ったりしたのはいつだっただろうかと、そう思い出すも全くもって記憶になかった。だからそう言って視線を空に向ければ、何処と無く浮かなそうな表情を浮かべるも、続いた相手の言葉に少しだけ考えてからクスリと笑を漏らして反論をする。


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【イザベラ/城下町】

「……羨ましい。側に居ること、許されてるなら。1日1日を、大事に過ごしてね?……先輩からの、助言で忠告。」

その瞳の意味などどうでもいい。そう言いたげに視線を逸らすが、すぐに戻してからそう言葉を紡いだ。声音に乗るのは後悔と嫉妬だ。それを向けられているのは目の前にいるレヴィであり、今彼女の元主と一緒にいる雫でもある。

「利害関係、でもある……だからこそ知ってる。雫のことは満遍なく。……………、嫌味ったらしいよ?別に、偶然といえばそう、必然といえばそう。たまたま一緒にいたから………あぁ、ほんとやだ。」

ゆっくりと言葉を紡ぐため返答速度が極端に遅い。そして答えを選ぶかのように悩むものだから、いつもの倍は遅くなっていた。それでも彼女にしては珍しく男の問に答えていたが、何故場所を知っていたのかを問われれば、瞳の奥に浮かんでいた嫉妬心を強いものにして唇を軽く噛む。きっと元主を探している時に、一緒にいるのを見つけたのだろう。そして何だか割り込めなくて仕方なく街に戻ってきたら、雫を探しているのであろう従者がいたので声をかけた……多分そんなところである。