二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.286 )
日時: 2018/01/12 22:20
名前: 紬 ◆CoSO4yshlQ (ID: TiyGL1QZ)

>>285

【そろそろ、雫たちとレヴィたち会わせますか?】

【齋熾 悠人/城下町近くの原っぱ】

「なんかそういうのって気になるな。まあ、聞きはしないけど。…迷惑ね、そう言えば俺も迷惑掛けっぱなしだったな。今となっては伝えることなんてできないけど。」

当時の事を思い出すかのように、ぽつりと呟けば懐かしそうに眼を細めた。楽しかったことや辛かったことが今になって脳裏を霞め何とも言えない気持ちになる。きっと術者の話をしたからいけなかったのであろうそう思いながらぼっとしていたが、途端に彼女と視線が合いつられたように笑うがその笑顔はぎこちないものだった。

「無理って言わない。やってみなきゃ分からないだろ。そうか、ならいつか見てみたいものだね。…慣れてないから初々しい反応をするんだね。その反応を見てる方は面白いけどね」

無意識に手を伸ばし相手の頬を引っ張りそうになるが、先ほどの事を思い出して手をそっと引っ込める。会った時よりも、表情が少しは豊かになった彼女を微笑ましく見ては「可愛いな」なんてボソッと呟いた。

***

【レヴィ/城下町】

「忠告有難うございます。貴女の言う通り、一日一日大事に過ごしますよ」

彼女の意図がくみ取れず思わず首を傾げてしまう。だが、彼女の声色は明らかに先ほどとは違うもので何とも言い難いものだった。まるで、それは自分若しくは雫に向けられたもののようで思わず視線を逸らした。

「へえ、利害関係。…でも、その関係にちょっと妬いちゃいますね。嗚呼、別に恋愛感情とかではなくて、なんかいかにも信用されているみたいな感じがちょっと羨ましくなっただけです。元からこのような性格でして、何故かふとした時に出てしまうんですよね。これで気分を害されたら申し訳ない。…なんだそういうことですか。貴女が雫の居場所を知っていた理由と先ほど言った言葉の意味が分かった気がします。」

彼女の言葉にほっとしたと同時に、どのようなやり取りをしているんだという疑問と少しの不安が生まれる。そして、‘満遍’という言葉に不安は高まる一方でもやもやとしていたレヴィだったが、彼女の瞳に浮かぶ嫉妬心を見て安心したかのように口元に笑みを浮かべた。暫くその様子を楽しそうに眺めていたが、いきなり手を叩いたかと思えば「さあ、雫がいる場所に行きましょう」と声を張り上げながら歩きだした。