二次なりきり掲示板

Re: 【戦闘・恋愛】solipsism【募集中/内容変更】 ( No.289 )
日時: 2018/01/14 02:22
名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)

>>288

【水雫/城下町近くの原っぱ】

「ふふっ、心変わりしたならいい事ね。あの子は寂しがり屋なんだから構ってあげて?」

会える距離にいるのなら会っておいた方がいい。そう思うのは、彼女の会いたい人はもう居ないからだろう。何かを懐かしむように目を細めるも、心地よい風の方へと意識を向ければ、ぽんっと頭に何かが乗ったため少しだけ肩を揺らして動揺をし。

「あら、男ならやってやるーぐらい言ってちょうだいよ。 うふふ、嬉しいわね、私はそれを楽しみに生きようかしら。何かしらの楽しみがないとつまらないもの。」

撫でられることに恥ずかしがることは無いものの、なんだか懐かしい感覚で少しだけ微睡んでしまう。久しぶりの睡魔だと頭の片隅で思いつつ、細めていた目を開ければ、ぽかんとした顔をする相手が視界に映った。

「ええっと、何でそんな顔をしてるのかな?私ったら変顔でもしてる?」


___________

【イザベラ/城下町近くの原っぱ】

さて立ち去ろうと、そう思った矢先に手を掴まれて立ち止まる。まだ何かあるのだろうか、その理由を問おうとして視線を上げれば、口を開くよりも先に走り出されたため慌てて足を動かして。

「って、は……?行くっ、って!?」

聞こえた言葉に顔を青くする。何言ってんだ行くわけないだろ、そう言いたいのに口は動いてくれず、何方かと言えば相手の後ろ姿と向こうの二人の楽しそうな姿に目を奪われてしまっていた。守護天使は姿を現しちゃダメなのに。そう思うも久しぶりに真正面から顔を見れるかもしれないという嬉しさには逆らえず、思わず足を動かすことを止めないでいた。