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>>30
ぷーちぃ様
上げ有り難うございます！
はい、此方こそスレ主の趣味にお付きあい&御相手宜しくお願い致します！

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「もしかして..実は死」
とあまりにも快適過ぎて永眠、したんか
と長時間棺桶に居るためかそんな事を心の中で
思って小さく呟いていると程なくして、棺桶が少しだけ開いた

嗚呼、良かったと例え心臓が別の所にあったとしても体に異変が出たら元も子もない
と小さく開けられたと云うよりは親指位の隙間、そんな隙間からでは到底、トーエの顔、姿は見えないが

『....もう朝？こっちは時間なんて分からないんだから起こしてもらわないと困るんだけど』
と相変わらずのご挨拶やな..というより寝てたんか？とまるで今、起きましたというような台詞

いや、何か知らんけどわざとらしい..気のせいか？
とその言葉を聞いてうーんと云った具合で考える仕草をしながらトーエが出てくるのを迎えるようにまっすぐ棺桶の方を見て待っていると

『....、今出るから、あっち向いてて』
と言われ、「お、おう？分かった、向いといたる」と何故トーエがそう言うのか分からないがとりあえず、一応執事の役を受けた身として..はなと心の中で呟き、そう言って後ろを向いて数分後

「あ、嗚呼、今日はセル・ドゥ・シュヴルイユ、ポアヴラード、ソースという料理やて..秋やしな..」
と思い出したように後ろを向いたままそう伝えた、コックと云う役職を与えられたノーズの料理のパートリーは日に日に増えている、店でも開けば良いのにな

余程作るのが楽しいらしいな、と思いながら

「嗚呼、それとな..今外みれば分かるようにクラウスが来てんで？」
とこれまた、思い出したようにそう続けざまに口にした

ーー窓から見れば門にはクラウスとアルビスだ

クラ「っち、今飯時じゃねぇのかよ、アルビス」
とどうやら、彼はアルビスが飯時なら門には居ないと踏んだらしく珍しく飯時に門の前で

と云ってもアルビスから１０歩程距離は離れている、いやもっとかも知れない

アル「まあまあ、たまにはね？..何となく来るなって思ったんだ」
と此方も珍しく飯時の時間に門の前で見張っていたアルビスはクラウスを見据えてそう言っていた