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>>48
ぷーちぃ様

俺がジャックにそんな言葉を口にした時、後ろに居たトーエの顔を見ると笑っていた

やり取りが面白かったらしい
笑わせたのが俺だけじゃねぇのは気にくわないが、笑みをみせたのは来たかいがあった

ーー上等じゃねぇか
と楽しげに口元を僅かに上げ笑い、自宅に向かうため身を翻すと

『　まあ、今度来る時はもうちょっと時間を弁えてからドーゾ』
背後からそう声を掛けられ、ふんと鼻で笑い、立ち去った

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『　先に下、行っとくね。あいつ止めててくれて、ありがと』
とクラウスにそんな事を言ってから僕に礼を言って、下へ向かうトーエ君に

アル「..完全に止められなかったのに、トーエ君は..優しいね」
とクラウスを止めていたら..いや、けど
あんなジャックを見たのは初めてで..多分ルイス以外に見た人は居ないと思う
と完全にトーエが去った後、そう複雑な気持ちでそんな事を呟いていた

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『ジャック』
とトーエの声が聞こたが振り向かず、足を緩めずにリビングに向かって歩いた

『　ジャック！ちょっと待ってよ。あんたってあんな顔も出来るんだね。今まで何考えているかわかんない奴だと思っていた。　』
と追いつかれてトーエに手首を掴まれ、足を止めたがそれでもトーエの方を見ずに話を聞く

..何考えているか、分からなくてええんや、トーエは何も知らなくてええ
と無言でトーエの言葉を聞く、それに対し俺はただその言葉を心の中でそう返していると

そう聞かれた、トーエの視線は本当にこの際だからと云う具合でじっと俺の方を見ていた

ジャック「..何も知らなくてええししなくてええ、俺の真意はあんさんを帰したい、だけや..」
と鋭い視線が注がれ肩を竦めて、そう言った..真意とは本当の気持ちだ

..トーエを帰したい、それだけだ..此処にトーエ、リリス候補が居て接するだけで

「けど..そう言ってられへんのは事実..トーエは心臓ないからな、帰したくても帰せられへん」
と此処に来たトーエはトーエの命は..此処にはない..所有者は別、確かめるすべはあるが

..執事役はトーエの..傍に居なきゃいけないしなと一つだけ衝撃的な事実を言って、トーエを見た

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【分かりました！了解です、ではリリス候補、リリス候補としての知識は一切教えられていない、ただ役職名を与えてと言われただけという事に
トーエが不安がりそうな事は一切教えてない感じでお送りしますね！←
そして、心臓は誰が持っている事にしますか？】