君たちはなにかを思い出そうとするだろう、なにせなにも分からないなんていう状況は不安を煽るだけだから。けれどどれだけ頭を抱えたって、君達の中にあるのは自身の名前だけ。でも君たちはまだマシかもしれないね。もう少しで同じく目覚めるであろう彼らは、自分の名字すらしらない。数文字あるか無いかの違いだけれど、家族がいる証明のような名字ってすごく必要なものだからね。
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