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《ミチミチミチミチミチ》
ネファスカピトュス
『グゲゴゴ……ガギッ……』

体がズタズタに破壊されたものの、頭部は未だに健在で、頭さえ無事なら活動に支障が出ないようで、頭がゆっくりと宙に浮かび、口が縦と横に大きく開き、口がまるで花弁が開くように変異し、無数の牙が並ぶおぞましい形相を露にする……


霊夢
「………っ！！
あれだけのダメージを与えたのに……
まだ平気なの！？」

三柱の連携攻撃に加え、自分と魔理沙のありったけの力をぶつけたにも関わらず、体の破壊に成功しただけで、頭部だけでも平然と活動を再開しているあまりのタフさを目の当たりにした霊夢が驚愕している……
更に、破壊された肉体の破片や残骸から黒い魔蟲が再び大量に現れ始める………
更に、これだけ強大な力を有しているにも関わらず、更に強大な闇の存在『神』の片鱗の一つに過ぎない……