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霰
「じゃあ……この工廠はすでに完全な機能を取り戻しているって事……」

霰は叢雲の話を聞いて実にアグレッシブな司令官が出てきたなと内心思ってしまう。それだったら早めに資源を貰えば、私達がこうなる事は無かったんじゃないかと大本営に怨みを漂わせる。

霰
「さっきの違和感も、霰達がこのおんぼろと化した鎮守府に馴染んでしまった為に、私達が気付かずに完全に機能を取り戻した物だったのかもね…」

だからあのような食堂が出来ていたのかも。司令官もびっくらこくだろうなと思いながらも、建造扉のタイムが0になり、煙が外側に放たれる。

霰
「………まぁ、結果オーライだったのかもね、この建造も。」