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六道提督

「あ、あぁ……よろしくよ。ってまてまて……何時から工廠が建造が出来る程になってた！？」

六道は黒潮と言う少女が艦娘である事が分かった後、何故あの工廠が使える事が出来ているのかに目を見開く。彼処はまだ俺の手を付けていない筈だ。ましてや俺が知らない間にそこまで機能が戻るなんてそんな事があるのか、なんて思いながら冷静になる為コーヒーを飲む。


「………まぁ、仲間が増えるってんだからそれは歓迎するが、……黒潮には今どんな状態か話さなきゃならねぇ」

そう言ってコーヒーを置くと、黒潮の方を向いて今について置かれる状態を粗方説明しようとする。勿論、六道が此処に来た経緯さえも。一〜十まで教えていく。



霰
（……これから力を付けるに当たって、これまでの防衛戦とは違い、こちらから仕掛ける番になるのかな）