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六道提督

「あぁ、こちらが劣勢に立たされているのは誰の目が見ても分かる。気苦労掛けさせる様で悪いんだが、ぶっつけ本番の覚悟で出撃をしてもらわなきゃならん」

六道はコーヒーを飲み終わると、頭を掻いて今正に資源が尽きようとしているのは目に見えている。全ての資材が消し飛んだ代わりとして、全ての鎮守府の修復が完了した。振り出し地点まで来たと言えば、これからだなと言うのが解る。だが、俺もそこを配慮できない程、伊達に提督業など務まっていない。

六道提督
「安心しろ叢雲。大本営以外にも資源を入手できる所がある。ま、闇市で精通した訳で、俺の財布はすっからかんだがな……。もうすぐ追加のトラックが運ばれる予定だ」

大本営の大きな資源は元より完全修理の為のもの、闇市に資源を売る奴がいる訳で最も1番安く売ってる奴が俺は知っていた。と言っても安くても燃料1つで200万は上るのだ。そりゃあ金が幾つあっても足りない。


【襲撃中に多分、提督が壊れます………】