六道「!!………ああ!」六道は限界だった力を精一杯引き出しながら、叢雲を追う。今にも気を失いそうになりながらも、このチャンスを逃しはしないと霰を担いで踏み切る様に走り続けた。大混乱を後いた大艦隊の包囲から抜け出すと、六道は陸に上がり、六道「………霰を、入渠に……連れてけ……」そう言って、六道は倒れる。息が朦朧としていて、血も留まらない……。今にも死に至らしめそうな勢いで生気が失われていく。
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