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二次なりきり掲示板
- Re: 【艦これ】『深海棲艦と鎮守府』 ( No.15 )
- 日時: 2017/08/26 10:10
- 名前: 007 (ID: qD0oxfww)
六道提督
「……此処か。最低限、此奴を手当できる道具がありゃ良いが……」
少女を担ぎながら、工廠へと赴くと中は道具等が散らばっていて、砲弾の跡やら並にならない程の鉄の臭いが充満している。そんな中でも彼は手で振り払い、少女を寝かせる床を確保する。
被っている帽子を置いて、少女の状態を確認する為に節々と身体を触る。
……艦娘の事は粗方知っている。深海棲艦の対抗兵器として現れた海の希望とも呼べるに相応しい娘達の事だ。日本の軍艦をベースに人としての生を受けるために、人造を作り、そこから人間としての性格や仕草等の調整から、人間そのものに作り上げた。つまりは、人間に非常に近い人造。だから桁外れの力強さと異様な再生力を除けば、人体構造と同じである。それに再生力と言っても黙って傷が癒える訳ではない。それなりに必要になる物がある。だが此処にはそう言うものがない。だからこそ、俺とは違う人間が応急処置なんて出来るのか?。
「…………!」
俺の腕を見て、すぐ様に妖精の方へと顔を向けた。
「……望みは薄いがやるしかねぇ。妖精、今すぐ包帯とテープを持ってこい。此奴の傷に俺の血を塗る」
そう言って、子ナイフで腕をビッと切り、血が滴っていく。そんな妖精達は目を見開きながらも包帯とテープを探しに行く。
「全く。手間取った分、見返りは付けるように願うぞ……」
【了解しました!】
>>14
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