霰「いや……霰よりも真面目な娘が来てくれて良かったと思ってるよ。叢雲も熱心な娘だけど、空回りな所もあるから…」霰は食事を止めて、目の前の虚空を見つめる。霰「霰は艦娘だけど、元々自由にやってきた性格だから。出撃とか演習とか、そういうのは考えないタイプで、何時も姉妹艦とか嚮導艦とか怒られてたよ……」霰はそのスタイルを今でも保ち続けている。艦娘として生を受け入れて、人の様に言葉を喋りながら人間と背丈を並んで歩くのは霰にとっては幸福なのだ。
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