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二次なりきり掲示板
- Re: 【艦これ】『深海棲艦と鎮守府』 ( No.17 )
- 日時: 2017/08/26 11:21
- 名前: 007 (ID: qD0oxfww)
六道提督
「………お前が、叢雲か?」
聞きなれない声から俺はその声の方向へと向くと、ボロボロになった彼女を見て俺は漸く理解したと顔を頷く。確か、初期艦から選別する中の一人に叢雲と言う艦娘がいた。彼女がこの鎮守府の初期艦だと察すると、この鎮守府を機能させる事は出来るのだと察する。
惨状を見てすればそれは最悪な方向だとも勘付く。
「入渠も出来ない状態から見て、そんな物は無いなんてのは、もう分かりきってる事だ」
鎮守府の外装からしても見るに堪えない光景だから、此処に艦娘がいる時点こそが俺の驚くべき事だ。
すると妖精達は包帯とテープを持ちながらこちらへと運んで来てくれた。
「……訳ありでな。俺の血は普通の人間のとは一味違う……まぁ見てな」
荷物からハンカチを破き、自分の血を拭き取ると、まず血をついている部分を傷口に塗る。今は気絶しているがハンカチで血塗りすると痛いだろうが我慢は必要だ。そこで水入りのペットボトルで包帯を少し濡らし傷口の所を巻く。最後に他に傷が無いか確認する。
「あぁ、傷が酷でぇ分こっちは貧血になりそうだ……」
そんな事をいっている内に、少女が巻いた包帯からはプスプスと音がする。
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