霰「………此処にいたんだ」木の竿を担ぎ、空のバケツを持ちながら歩いていると、叢雲が初代提督の墓の前で立っている所をたまたま通りがけで通っていた。此処に初代提督の墓を建てられていた事は前から知っていた。たまに墓参りとして花を置いていくが、霰よりもずっと傍にいた叢雲の方は楽しく、微笑みながら話している。
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