六道「……まだ傷が完全に癒えた訳じゃねぇ。ただ、病室篭りだと身体が訛っちまいそうだったから外に出ただけだ」煙草を加えながら、黒潮の方を顔を少し向けると、また海の方へと顔を戻した。その後、煙草を取り、海側に煙を吹かせた。此処一週間、結構鎮守府にいついてはいたが、こうして海を間近で見ることは無かった。そんな海を六道は見たかった。
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