二次なりきり掲示板
- Re: 【艦これ】『深海棲艦と鎮守府』 ( No.23 )
- 日時: 2017/08/26 16:36
- 名前: 007 (ID: qD0oxfww)
六道提督
「成程。………時間は大幅に掛かるが……今俺達がやれる目標は鎮守府の機能を回復させる事だ」
俺は治療を終えると、工廠の周りを見渡す。叢雲から聞いて資源が不足をしている事については問題ない事を示すのが先か。
「素材は安心しろ。大本営が直々に設備が修復できる分の物が大型のトラックに詰め込んで走ってきたからな。どうやら、大本営も切羽詰ってきたのか、多大な素材をこちらの鎮守府に博打を賭けに来たようだ。だから、もう本営の頼りは失ったがな」
まぁ、鎮守府に配属する時に俺が出した条件として、『充実する分の素材を要求する』と言ったのが、まさかこんなに貰えるとは思わなかったがな……。
後、余りに余って素材を提供する分、今俺の財布は一文無しだ。
「妖精もそれなりの人数が本営から連れてきたし、食料は俺が何とかしよう」
そう言っていると少人数の妖精達がびっと敬礼をする。何故かは知らないが、俺には非常に懐いているようだ。だから大本営から脱走した形で付いてきてしまったとも言えるだろう。とはいえ、人手が足りてる事は良い事だ。
「言ってしまえば、この鎮守府は出撃と言う万全な準備が整えていない。だが、俺達が手に取ってこの鎮守府を修復する事は出来る。マイナスから始まってしまう事になるが、またゼロから始められるように、この鎮守府を再建させ、充実出来る様に精進しよう」
俺は堂々としながら叢雲に手を伸ばした。俺の言った言葉になんの保証も無ければ、信用も無い。
初対面である叢雲に『信用しろ』なんて無理がある話かもしれないが。それでも提督としている以上、責任がある。
「短い間……ではなく、これからも宜しく。と言っておこう、叢雲」
ここまでさせたからには、『無銘の狂戦士』としてでは無く『名も無き提督』として俺は海の前を立とう。
【了解しました!】
>>22
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