二次なりきり掲示板

Re: 【艦これ】『深海棲艦と鎮守府』 ( No.31 )
日時: 2017/08/27 07:37
名前: 007 (ID: qD0oxfww)

六道提督

「やはり話すだけ無駄か………」

すると俺の顔肌にヒビが入る。

自分自らが望んで人間である事を捨てた。その行為に、何の意味は残さなかった。強さだけを求めた昔の俺は、戦う事でさえ自分の意思が見えなくなっていた。だが今になって俺はそれにさえ意味をなさないと実感し、戦いと言う殺戮を静止し、今は空っぽの器そのものとなった。唯一、俺の特徴があるのだとしたら……。

【人殺しが上手いだけ】だ。


その時、何処から現れた深海棲艦の尾が連装砲を弾き返した。
とても長い深海棲艦の尾は、俺の背中へと繋がっていた。俺は青い灯火を眼に灯しながら、深海棲艦の方へと向けた。
その眼光は、レ級そのものを表していた。

「………同胞よ、去ネ。二度ト私ノ部下に、手を出スナ」

俺は深海棲艦にもう一度睨みを聞かせ、警告を【発令】した