六道提督「……………」叢雲の問い掛けを聞いて、少し間があった。その間があった後、鼻息を鳴らし冷静な顔で叢雲に少しだけ笑みをし、ただそこには少し寂しげな笑みを浮かべていた。頭に過ぎる、死体だらけの無法地帯。辺り一帯が血だらけの場所で、その死体の山の上で唯一人、ボロボロの軍刀を片手に持ち、血だらけの服を着て、高笑いする俺の顔が。「………どうかな」
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